川崎葬儀なび

互助会とは?葬儀保険との違いやメリット・デメリット

人生の節目におとずれる冠婚葬祭。その中でも葬儀は多くの場合突然発生し、事前に準備することができません。いざというときのために費用面での負担を軽減する制度が互助会や保険です。

今回は互助会や葬儀保険、生命保険の違いやメリット・デメリットを解説します。

目次

    互助会とは?

    互助会とは、相互扶助の精神に基づいて設立されたシステムで、会員同士が助け合うことを目的としてて始まりました。今日では 、 毎月一定の掛金を積み立てることにより、結婚式や葬式などの冠婚葬祭にかかる費用の負担を減らす会員制サービス、システムとなっています。

    葬儀保険とは?

    葬儀保険は、葬儀の際の費用を保障するための保険商品です。保険契約者が毎月一定額の保険料を支払い、被保険者が亡くなった際に保険会社が一定額の保険金を支払う仕組みです。この保険金は、葬儀の費用だけでなく、その他の関連費用にも充てることができます。

    被保険者が死亡した場合に保険金が支払われる点は生命保険と同じですが、多くの葬儀保険は1年更新の掛け捨て型、少額の保険金額から加入できる、生命保険等と比べて保険料が割安といった特徴があります。

    互助会と葬儀保険の違い

    互助会と葬儀保険は、どちらも葬儀の際の経済的負担を軽減するための仕組みですが、いくつかの重要な違いがあります。

    加入の手軽さ

    • 互助会は、会館や葬儀社、職場など、特定のグループ内での加入が一般的で、加入条件が比較的緩やかです。
    • 葬儀保険は、保険会社が提供するため、健康状態や年齢などの加入条件が厳しい場合があります。

    保障内容の柔軟性

    • 互助会の保証は金銭ではなく役務で提供されます。よって支援は冠婚葬祭に特化したものとなります。
    • 葬儀保険は、保険金を自由に使えるため、葬儀以外の費用にも充てることができます

    互助会のメリット

    • 物価変動や景気の影響を受けない
      互助会の保証は役務の提供により行われますので、掛け金完納からサービス利用までに、物価上昇によって葬儀費用が高騰しても、契約時のサービス内容を利用できます。
    • 低コスト
      会員が負担する掛け金は比較的低額であり、手頃な価格で葬儀の費用を賄うことができます。
    • 柔軟な対応
      互助会に加入すると、葬儀以外に冠婚葬祭の幅広いサービスを割引価格で受けられることがあります。結婚式や法要の会場をはじめ、貸衣装や料理の手配なども特典として用意している互助会もあります。

    互助会のデメリット

    • 地域限定
      互助会は特定の地域や職場に限定されるため、引越や転職などで会員資格を失う可能性があります。多くの互助会では転居先の地域の互助会へ契約を移籍する制度がありますので手続きが必要となります。
    • 限られた保障
      保障内容が冠婚葬祭に特化しており、保証は役務(サービス)の提供により行われるので直接金銭が支払われる事はありません。
    • 財政リスク
      互助会の運営企業が万が一倒産した場合、政府の保証機構により保全されているのは積立金の50%なので、返金は積立金の半分に留まります。加入時は信頼できる運営元を選択する必要があります。

    葬儀保険のメリット

    • 広範な保障
      葬儀費用だけでなく、その他の関連費用にも保険金を自由に使うことができます。
    • 全国対応
      保険会社が提供するため、引っ越しや転職に伴う制約が少なく、全国どこでも利用可能です。
    • 信頼性
      大手保険会社が提供する商品であるため、信頼性が高く、契約内容も明確です。

    葬儀保険のデメリット

    • コスト
      保険料が比較的高額であるため、長期的な負担となることがあります。
    • 加入条件
      健康状態や年齢によっては加入が制限される場合があります。
    • 複雑な手続き
      保険金の受け取りには、申請手続きや必要書類の提出が必要であり、手続きが煩雑となることがあります。

    まとめ

    互助会と葬儀保険は、それぞれ異なるメリット・デメリットを持ちながら、葬儀に関わる経済的負担を軽減するための有効な手段です。

    互助会や保険に加入するときは、いざというときに遺族が混乱しないよう事前に伝えておくことも重要です。自分に合った方法を選び、安心して葬儀の準備を進めることができるようにしましょう。

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